1983-03-23 第98回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
それから次に、北海道沿岸漁業者の漁具被害でございますが、この点につきましては、先方に対しましてその処理の促進方を要求いたしますと同時に、特に両国政府が民間団体を十分指導するということでこの漁具被害を早期に解決したいということで話し合いをいたしてまいりました。
それから次に、北海道沿岸漁業者の漁具被害でございますが、この点につきましては、先方に対しましてその処理の促進方を要求いたしますと同時に、特に両国政府が民間団体を十分指導するということでこの漁具被害を早期に解決したいということで話し合いをいたしてまいりました。
交渉の最終段階で、わずか五万トンの割当量を日本側が確保するために、道東沖のオッタートロール禁止ラインでソ連の漁船の操業を認めてしまったということは、これは譲歩の限界を越えているんじゃないかというように北海道沿岸漁業者は非常に憤慨をしているわけですが、やはりこれはどう考えても北海道沿岸漁民の犠牲の上に妥結された漁獲量の確保ではなかったかと思うんです。
北海道沿岸漁業者との問題であります。而も他の地方との沿岸業者との問題ともからみますので、漁業者のかたの御事情を十分睨み合わせて処置をして参るつもりでありますが、今後なおこの問題につきましては慎重に取扱いまして、北海道沿岸漁業者と底曳漁業者との調整並びに当該底曳漁業者の他の転換についての措置といつた観点から、できるだけ円滑に措置をして行きたい、こういうように実は思つておるわけであります。